|
アルデバランロボティクス社（）はフランスパリRaymond Losserand に本社を置く、自律型ヒューマノイド・ロボットNaoの設計、生産、販売を中心とする事業を行うソフトバンクグループ傘下の企業である。創業者はブルーノ・メゾニエ、CEOは冨澤 文秀。 == 沿革 == * 2005年7月7日 - ブルーノ・メゾニエ(Bruno Maisonnier)により設立される。 * 2007年8月21日 - RoboCup 2008よりNaoが標準プラットフォームリーグ（Standard Platform League、SPL）で採用〔Naoによる新競技「Standard Platform League」を設立 〕 * 2008年4月3日 - RoboCup 2008用Naoの発表 * 2008年5月9日 - マイクロソフトよりRobocup Nao用softwareリリース * 2008年7月14日～20日 - RoboCup 2008開催 * 2008年9月 - Naoの研究機関・大学向け販売開始。価格は10.000ユーロ * 2009年1月 - プロジェクトRomeo始動。開発費1000万ユーロ(約13億円)のうち半分はイル＝ド＝フランス地域圏、パリ市、生産再建省競争力・産業・サービス総局（DGCIS）が負担し〔フランスの「プロジェクト・ロミオ」責任者インタビュー 〕、2015年に市販化される予定〔日本人を魅了するフランス生まれの小さなロボット「ナオ」 〕。 * 2009年5月 - Naoのバッテリ改良 * 2009年7月 - アールティが日本国内総代理店としてNaoの販売開始。 * 2010年3月5日 - 2010 5th HRI （ACM/IEEE International Conference on Human-Robot Interactionにて安定化制御を披露 * 2010年6月21日 - 上海万博フランスパビリオンで20体のNaoがダンスを披露〔フランスのロボット『nao』がチームダンス動画 〕 * 2010年10月13日 - 東大がNao30台導入 * 2010年12月 - 新型Nao発表 * 2011年6月 - インテル投資部門が欧州の投資会社3社(ベンチャーキャピタルのCDC InnovationおよびiSource、クレディ・アグリコル非公式株式部門CAPE)と共同で1300万ドル出資〔米インテルがロボット・ベンチャーに初投資 〕 * 2011年12月9日 - Naoの第4世代Nao Next Genが登場〔Nao Next Gen―転んでも自力で立ち上がり、顔認識して会話もできるロボット登場 〕 * 2012年3月27日 - ソフトバンクが既存株主から株式80%取得及び4000万ドル～5000万ドルの開発費を含め1億ドル出資する計画がフィナンシャル・タイムズに報道される〔Aldebaran Robotics Sells Majority Stake for $100 Million 〕〔仏アルデバラン、中等教育に向けNAOの足首部のみで構成した教材を展開 〕。 * 2013年4月29日 - 会話型音声機能を採用し自閉症対策の提唱プログラムASK Naoを発足 * 2014年6月5日 - ソフトバンクモバイルと共同開発した家庭向けロボットPepperが発表される。本体価格19万8千円(税抜き)、一般販売時期は2015年2月を予定。また、ソフトバンクがアルデバラン社の78.5％を有する大株主であったことが公表される〔ソフトバンクモバイルとアルデバラン、世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper」を発表 〕。 * 2014年6月16日 - Naoの第5世代Nao Evolutionを発表。稼働時間は従来より30%向上し90分、金属製ギアにより首・腰・脚・足首の耐久性が強化されている〔進化したNAOを公開：強化されたロボットと、より包括的なオペレーティングシステム 〕。センサー感度の向上およびクラウド音声認識エンジン「Nuance Communications」により認識機能が強化されている。日本語音声合成エンジンには「AITalk」が採用された〔Aldebaran、Atomを搭載する第5世代目のロボット「Nao Evolution」 〕。NAOqiのバージョンは2となりフレームワークとプラットフォームがPepperと共通化される予定。 * 2014年7月1日 - Aldebaran Atelier Parisオープン * 2014年8月8日 - Aldebaranアトリエ表参道オープン * 2014年9月20日 - Pepper開発者向けSDK提供および先行抽選販売受付開始 * 2014年9月21日 - Aldebaranアトリエ秋葉原オープン * 2015年1月24日 - 三菱東京UFJ銀行が接客用にNaoを導入すると発表 * 2015年3月4日 - ソフトバンクがブルーノ・メゾニエCEOの持ち株を取得し議決権95％に上昇、創業者のブルーノ・メゾニエがCEOを退任し、冨澤文秀がCEOに就任。 * 2015年4月13日 - 三菱東京UFJ銀行本店でNAOの接客運用試験開始 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「アルデバランロボティクス」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|